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米国株の潮目変化と中国軍部の異変…投資戦略の転換点

米国株式市場は今、大きな転換点を迎えてい
ます。
長らく続いた大型テック株主導の相場から、
実体経済を反映したセクターへの資金移動が
鮮明化してきました。
同時に、中国の政情にも無視できない不穏な
動きが見られます。

米国株の潮目変化と中国軍部の異変
…投資戦略の転換点
【米国市場のパラダイムシフト:テックからバリューへ】
現在の米国市場は、S&P500が高値圏で揉み
合う「高原状態」にあります 。
しかし、その内部では急激な質的変化が起き
ています。
【小型株・バリュー株への「スタイルローテーション」】
昨年11月以降、投資資金の逃避先が明確に変
化しています。
これまで市場を牽引してきたテクノロジーセ
クターが昨年11月から-11.2%と下落する一方、
エネルギー(+20.6%)や素材(+18.3%)と
いったオールドエコノミーが急伸しています。
年初来の騰落率でも、テック中心のNASDAQ
(+1.2%)に対し、小型株指数のラッセル2000
が+5.3%と大きくアウトパフォームしています 。
【ビッグテックの「AIマネタイズ」への不信感】
M7(マグニフィセント・セブン)をはじめと
する大型テック企業の決算に対し、市場はシ
ビアな反応を見せています 。
Meta & Amazon: 1,000億ドル(約15兆円)
規模の巨額な設備投資ガイダンスを発表しま
したが、収益化の遅れが嫌気され、株価は売
られる展開となっています 。
潤沢な資金がAI企業間を循環する「AIバブル」
への警戒感が、かつてないほど高まっていま
す 。
Microsoft: 生成AI(Copilot)の利用率が全
ユーザーの約3%に留まり、株価は約10%下
落しました 。
【歴史が示唆する「摩天楼の呪い」への懸念】
現在の相場状況は、1929年の大暴落前夜を
彷彿とさせるとの指摘があります 。
特に象徴的な巨大ビル建設(日本橋の某証券
新ビルなど)が完成する時期に市場がピーク
を迎える「摩天楼の呪い」が囁かれており、
過熱感への警戒が必要です 。
地政学的「ブラックスワン」
…中国軍部の不穏な動静
経済指標以上に予測困難なリスクとして浮上
しているのが、中国国内の統制不全です 。
【習近平指導部と軍部の深刻な亀裂】
習近平氏による軍部掌握力に陰りが見えてい
ます 。
軍事委員会副主席の張又侠氏に対し粛清命令
が出たとされるものの、実際には公式名簿か
ら名前が消えておらず、習氏の命令が現場で
組織的に無視(サボタージュ)されている可
能性が浮上しています 。
【北京周辺での軍事的緊張と統制の綻び】
北京周辺での軍の不規則な移動や、中南海
(指導部の居住区)包囲の噂、デモを静観す
る治安部隊など、これまでの鉄の統制では考
えられない事態が報告されています 。
これは独裁体制の限界を示唆しており、市場
にとっての不透明要因となっています 。
【集団指導体制への回帰シナリオ】
最悪の事態(ハードランディング)を避ける
ため、習氏の独裁から、胡錦濤・江沢民派の
残党を含む「集団指導体制」へ回帰する動き
も想定され始めています 。
この政治的なソフトランディングが実現する
かどうかが、アジア市場全体の命運を握って
います 。

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