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高市政権のスタンスと日本銀行の独立性!?…12月には追加利上げ見通し

10月の金融政策決定会合では大方の予想通り
金融政策の維持が決まりました。

最大の理由は高市政権との対立を避けるため
と見られます。

今後の利上げ時期予想と高市政権のスタンス
についてまとめました。

目次

高市政権のスタンスと日本銀行の独立性!?

…12月には追加利上げ見通し

【12月には追加利上げ実現か?…】

高市首相は積極財政と金融緩和の継続を
経済政策の柱
としています。

現在の物価上昇率はコストプッシュ型
(=需要は増加していない)であり、物
価高を理由に日銀が政策金利を引き上げ
る(=金融引き締め)と、景気に悪影響
を生じ国民生活が圧迫されると主張して
います。

日銀としては利上げ=金融引き締めでは
なく金融緩和状態は維持される
、あくま
で緩和状態を縮小する過程として高市政
権に説明していくものと思われます。

こうした調整が行われた後、12月の次回
会合で0.25%の追加利上げが実現すると
予想
されています。

【 高市政権のスタンス…】

また高市政権は金融緩和継続の姿勢も徐々に
弱めていくと予想されています。

❶日銀の利上げを通じて円安修正を期待す
トランプ政権の意向

❷自民党と連立政権を組む日本維新の会は
日銀の独立性を尊重
する考え

❸自民党副総裁に就任した麻生氏も財政健
全化と共に日銀の独立性を尊重
する考え、

上記の様に3者に配慮して高市首相が日銀
の利上げを容認する姿勢に転じていけば、
金融市場では高市トレードで進んだ円安株
高は多少巻き戻し
があると見られています。

緩やかな円安修正が入れば物価上昇リスク
も低下が見込まれます。

先週の株式&為替相場(前週末比)

日経平均: 52,411円(+3,111円)

ドル円:154.06円

NYダウ: 47,562.87㌦(+355㌦)

先週の日経平均株価は週初に5万円台に
乗せた勢いそのままに、

一気に5万2000円台に到達しました。

日米首脳会談が成功裏に終えたこと、米
国と中国の対立色が緩和し始めたこと、
アマゾンやアップルなど米テック企業
決算発表も無難に通過したことなどが
じて好材料となりました。

⇒日米それぞれの中銀会合は、米FOMC
(金融政策を決める会議)が0.25%の利
下げ、日銀が政策金利据え置きと想定通
りの結果となりました。

ただ会見にて米国は追加利下げに消極的
日本は利上げについて慎重な姿勢を見せた
ことで、日米金利差が意識され円安進行
ました。

【資金の流れ】
ディフェンシブ株 ⇒ ハイテク株
円 ⇒ 米ドル

日経平均5万円到達の背景と燻るバブル懸念

【解説】

日経平均株価は史上初となる5万円の大台
乗せを果たしました。

米利下げ観測やAI市場の拡大などを背景と
した株高基調に加え、高支持率での船出と
なった高市早苗内閣による経済政策への期
待が大きい
と見られます。

 【ポイント】

株高を牽引してきたAI関連株ですが、現在
では米主要10銘柄の時価総額がS&P500構
成銘柄の4割を占めています。

これはITバブル絶頂期に米ハイテク株が500
社に占めた比率と同じでありバブル懸念
高まっています。

 【今後の影響】

証券会社のレポート等でも、まだ上昇余地が
大きいとする見方
とバブル懸念で短期的な反
動があるとする見方
で意見が割れています。

それだけ目先の株価動向は予想が難しくなっ
ており慎重な見極めが重要と言えます。


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