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世界第5位に後退する日本経済!? …世界から見た現在の立ち位置

先行き人口減少が加速する日本市場の将来の
成長性に悲観的な企業は多く、国内での設備
投資を抑制し国外への直接投資が増加して
います。
世界から見た日本経済の立ち位置と見通しに
ついてまとめました。

世界第5位に後退する日本経済!?
…世界から見た現在の立ち位置
【世界第4位から第5位へ…】
国際通貨基金(IMF)が10月に公表した世界
経済見通しによると日本の名目GDP(国の豊
かさを示す指標)は2026年にインドに抜かれ
て世界第4位から第5位へと後退する見通し
です。
2023年にドイツに抜かれて第4位となりまし
たが、わずか2年で再び順位を落とすことに
なります。
さらに国民一人当たりの経済的な幸福を考え
れば、国の名目GDPの規模や順位ではなく
一人当たり名目GDPを重視すべきですが、
日本の一人当たり名目GDPの規模は2025年
時点で38位と低迷しています。
経済力を高める成長戦略が必要と言えます。

【世界の中での日本経済の地位…】
日本の名目GDPが急速に順位を落としている
背景には円安の影響もあります。
ドル建ての指標となるために円安が進むと縮
小してしまいます。
購買力平価ベースGDP(為替変動の影響を抑
えた指数)の順位で見れば2026年も4位を維
持する見通しです。
ただこの購買力平価ベースGDPでも2030年
には日本は9位まで後退する見通しとなって
います。
現政権は、政府が投資を拡大させることで
日本経済の成長力を高めることを目指して
います。
日本経済の潜在力を高め世界の中での地位
を保てるかどうか、過渡期を迎えています。

先週の株式&為替相場(前週末比)
日経平均: 50,491円(+237円)
ドル円: 155.24円
NYダウ: 47,954.99㌦(+238㌦)

先週の日経平均株価は小幅上昇となりました。
大幅高の翌日には大幅安と乱高下が続き方向
感が定まらない相場環境でした。
12月金融政策決定会合で政策金利が0.75%ま
で引き上げられるとの見通しから売り圧力が
強まりましたが来年以降の継続性は低いとの
予想から下値は限定的でした。
⇒米国株式市場は利下げ観測の高まりから
上昇基調となっています。
注目テーマが生成AIから自律型ロボットの
「フィジカルAI」へと広がるなかで、小型材
料株の人気も高まりつつあります。
年末は株高となりやすいものの、金融政策を
睨み慎重な投資家が多くなっています。
【資金の流れ】
半導体関連株⇒ロボット関連株 円⇒ 米ドル

12月株高のアノマリーと金融政策
【解説】
株式市場には12月株高というアノマリー
(季節性)があります。
過去40年間の日経平均株価では10月-12月に
おいて約7割の確率で上昇、さらに直近10年
間では9割が上昇となっています。
米株も同様の傾向があります。
【ポイント】
要因としては機関投資家による年末のドレッ
シング買いや、近年はNISA枠消化へ向けた
個人の買いもあります。
今年は息の長いAI関連株上昇に加えて、米関
税の影響緩和による企業業績の改善期待など
の追い風もあります。
【今後の影響】
ただし日米の金融政策動向には留意が必要
です。
過去に12月の株高アノマリーが破れた例では
金融政策動向によるものが多くなっています。
今年も日米中銀の動向次第では波乱も予想さ
れるため最後まで気が抜けません。

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